Ⅴ.スマホとPCの連携
スマホとPCを連携して使うとはどのようなケースがあるでしょうか?
単純に、物理的にUSBケーブルで繋ぐこともあるでしょうが、1番多いのは共通のソフトを外出先では携帯に便利なスマホを使い、自宅では画面が大きいPCを使うのだと思います。例えば、Gmailなど家でメールを送信し、出先でメールの回答を受信する。電車の中でスマホでインターネットの良い記事を見つけ、自宅に帰ってユックリ記事を読むなど。
先ずは単純に物理的に二つのデバイスを(有線・無線で)繋いで使うテザリングについて説明します。
1.ハードで連携(スマホとPC)テザリング
テザリングとは、スマホをモバイルルータのように使う機能です。最近では、Wi-Fi環境でPCを使う使うのが当たり前です。Wi-Fiが使えないと何もできません。ノートPCはストレージの容量が少ないため、データはクラウドに保存されている事が多いと思います。Wi-Fiが使えないと、過去のデータを使っての作業ができませんが、モバイルルータは機器の購入だけでなく毎月のデータ通信料が発生して、スマホ料金と合算すると高額になります。
そこで、外出先でのPC利用の頻度が多くないなら、手持ちのスマホをモバイルルータ代わり使うテザリングで間に合います。
スマホでインターネットを利用するには、2つのデータ通信が利用できます。
a)(光ケーブルにつながった)Wi-Fiルータを利用する方法→→→→→→→→→Wi-Fiフリッジ
b)モバイルデータ通信(携帯会社)、契約プランによりますが有料です→→→→→テザリング
(スマホとPCを結ぶ)テザリングには3つの方法があります。無線の①Wi-Fi接続・②Bluetooth接続、有線の③USB接続の3種類です。
①Wi-Fi接続
1番ポピュラーな接続方法です。PCからスマホに自宅のWi-Fiルータと同じ感覚で接続してインターネットを利用できます。
②Bluetooth接続
通信速度が遅いので、ここでは説明を省略します。
③USB接続
USBケーブルを準備するのが少し面倒ですが、通信速度も早く(PCの電源を使うので)スマホのバッテリーの消費も抑えられるので便利です。
テザリングとWi-Fiブリッジの違いを詳しく説明:(携帯キャリアのWi-FiポットでのWi-Fiブリッジは利用価値アリ。)
スマホのWi-Fiブリッジモードの使い方と活用方法
iPhoneで「Wi-Fiブリッジ」は使えますか? – いまさら聞けないiPhoneのなぜ
(※ iPhone では「Wi-Fiブリッジ」は使えません)