PCカフェ(No.11:Windows10サポート終了への対応(総論))


開催日時:2024年7月23日(火)19:00 〜 20:30
参加者 5名:石田、伊藤、江守、山本、赤染

1.復習(キャッシュレス:スマホ決済)
  • まずは、試しにスマホ決済を使ってみる(例えばPayPay
    お店のQRコードをスキャンするか、スマホのQRコードをスキャンしてもらうかなので難しくない。
    (中国ではスマホ決済が当たり前)慣れの問題なので、混雑時を避けてコンビニなどで練習してみる。
  • 安全に安心して試すには、コンビニATMの現金入金。
    Suicaなどと同じプリペイド:スマホを紛失してもチャージ金額以上は支払えない
  • スマホ決済用の専用口座の利用だと、便利で安全。
    PayPayなど複数のアプリのチャージ用に専用口座を作っておく。
    専用口座には余分な残高を置かないので、不正チャージしようとしても残高がなければ安全。
    専用口座に都度入金するのは面倒だが、ことら送金を利用すればでいつでも・どこでも入金できる。
2.本日のテーマ:Windows10サポート終了への対応(総論)

MicrosoftのOS Windows10のサポートが、2025年10月14日に終了します。OSのサポートだけでなく、Office2016,Office2019も同じ日にサポートも終了します。
サポート終了まで1年と少し時間があるので、対応の準備をしておくのが良いと思いテーマにしました。

2025年10月以降もWindows 10を使うことは可能ですが、いくつかのリスクを覚悟する必要があります。Microsoftのセキュリティサポートがなくなるため、ウイルスやマルウェアに感染する危険性が高まります。また、セキュリティが弱くなったPCが他の攻撃の踏み台にされる可能性もあります。

もしサポートが終了したWindows 10を使い続ける場合、ウイルスを広める発信源になるリスクがあることを理解しておく必要があります。これは、車検を受けていない、または保険に入っていない自動車を運転するのと同じようなものです。事故が起こらなければ問題はありませんが、事故が起こった場合、その責任は自分にあります。サポートが終了したWindows 10を使い続けることも同様に、問題が発生した場合、その責任を逃れることはできません。

  1. 自分のPCがWindows11へ移行する資格要件を備えているか、または、資格要件未充足なのかで大きく対応が違ってくる。
  2. 最初に自分のPCで「Windows11が使えるかどうかチェックをする」Windows PC 正常性チェック アプリをダウンロードしてインストールしてください。(別の方法:設定→更新とセキュリティ→Windows UpdateからPC正常性チェック)
    動画説明:「PC正常性チェック」アプリの導入から使い方まで
  3. 今回のテーマにピッタリの記事をご紹介:そろそろWindows 11との互換性を確認しようじゃないか。(Windows 10 The Latest(@IT))
(1)PCがWindows11の資格要件を備えている場合

いつでもWindows11にアップグレードが可能なので、アップグレードの準備作業だけに集中。
原則は、Windows updateからアップグレードする方法です。
※Microsoft:Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説 (3.アップグレード方法)

(2)PCがWindows11に非対応(資格要件未充足)の場合

Windows11へアップグレードの目的はセキュリティーを強化することだと思いますが、資格要件の中でCPUについてはセキュリティ強化とあまり関係がないようです。PCを2018年前後に購入した場合、IntelのCPUだと第7世代と第8世代のCPUを搭載していると思います。第8世代だと資格要件があって、第7世代はWindows11で利用できないことになります。セキュリティー要件は緩和しないが、CPUだけであれば要件を緩和した対応があるようです(Win11クリーンインストール可、レジストリー操作で対応など)
また、TPM2.0やUEFIの未充足は設定が無効になっている可能性もあるので、要チェック。

・Windows10を期限ギリギリまで使用する。
・期限到来までに、対応を検討する
 ☑︎Windows11のPCを購入(購入の仕方で金額は大きく違う)、手持ちのPCをどうするか?
 ☑︎知恵と努力で非対応PCでWindows11に挑戦する(WIN7からWin10のアップグレードの時も、非対応でも利用できた)。
  裏技(Microsoft 非公認)だが、使用できる方法は多い。インターネットに情報が溢れている。
  ※Microsoft:最小システム要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールする
 ★比較的新しいPCでセキュリティ条件をクリアしていても、CPUが第7世代以前だとWindows 11にアップグレードできません。
  CPUの性能面では第8世代(Windows11の対象)よりも高性能なCPUでもWindows11が使えないことに対するクレームが相当あっての対応が上記Microsoftの「最小要件を満たしていないデバイスにWindows11をインストールする」になったようです。
システム要件を満たさないPCをWindows 11 2023 Update(23H2)にアップデートする方法

 ☑︎OSをLinuxに変えてみるのはどうでしょうか?
  最近のLinuxはWindowsの画面と同じように使えたりします。アプリも Office互換の無料で使えたりします。
 Windowsからの移行を想定して作られたLinux「Ubuntu Cinnamon」

さよならWin10、Linuxに乗り換えました

ubuntuを1年間使った感想お伝えします

3.耳寄り情報

PCカフェのホームページのデジタルの窓口に「D.新しい情報」のコーナーがあります。
「D.新しい情報」に「8.シリーズ「認定整備済みパソコンの研究」(第3のPC購入方法:日経XTECH)」があります。
今回のテーマにも関係する話題だと思い紹介します。Windows11のパソコンを購入する際に参考になると思います。


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